11月に見たものメモ
ほ〜らね日記がすぐ続かなくなって・秋。いや私は一体…何をしていたんでしょうね…何もしていなかった。そうです。 読んだ本・見たものメモです。電王は終わっていません。
【映画】
・「巴里のアメリカ人」1952/米/ ヴィンセント・ミネリ
・「私を野球に連れてって」 1949/米/バスビー・バークレー
プライムでなんとなく軽くて御飯時に見れるような明るいものをと選んで、図らずもジーン・ケリー二本立てになった時のもの。どちらも好き。タップダンスを習ってみたい気持ちになった。
大筋であるラブロマンよりも、往年のアメリカ〜ンといった明るく人好きのする主人公と友人のフランクな気のおけなさが心地よかった。「私を野球に〜」が1949年で社会的地位を持った強気な女性を描いていた作品であったことに驚き。
・「リメンバー・ミー」 2017/米/リー・アンクリッチ
大阪旅行の企画展「アルテ・ポプラル――メキシコの造形表現のいま」 | 国立民族学博物館、メキシコへの気持ちを盛り上げる為に鑑賞。
鮮やかな色彩に溢れた画面も、死後の世界をテーマにした話もめちゃくちゃ好みですごく良かった。良かった〜と感慨に浸りながらエンドロールを眺めていたら<ヘクター:ガエル・ガルシア・ベルナル>の字が流れてきて「待っっっっっって」となった。マジかよ・・・待って・・・ 映画館に行っていてくれよ一昨年の私よ。情報に対してアンテナを貼ることを怠らずに生きましょうね。
・「アナスタシア」 1997/米/ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン
来年公演の決定した宙組公演 『アナスタシア』 | 宝塚歌劇公式ホームページ、予習の為に鑑賞。我ながらエンタメを楽しむことに対しては熱心なオタクである。見るまでディズニー作だと思い込んでいたらFOX!どうりでTSUTAYAの棚にないわけだよ。実はあなたは…死んだ筈のお姫様だったのです!という憧れって万国共通であるのだな〜と改めて思った。
・「HiGH&LOW THE WORST」 2019/日/久保茂昭
最 高
エピソードゼロを見そびれてなんとなくタイミングのないままになってしまっていたのを、上映最終日のレイトショーに駆け込んで鑑賞。さすがに小さなスクリーンでしたが、平日20:30の回には「「猛者」」のオーラをまっとた一人鑑賞オタク女が集っており劇場の空気が非常に濃いように感じました。本編上映前に目の前に座ったロリータ風のお姉さんがスッと取り出したスマートフォンを弄りだして、すわ流行りの劇場スマホいじりマンか!?と眉をひそめたのも束の間、開いたアプリが「HiGH&LOW THE GAME」、ホーム画面が轟&小田島のオフショットだった時の絶対的信頼感が忘れられません。
【本】
・「伊藤くんA to E」柚木麻子
仕事を辞めて習い事やスクールに通いたがる伊藤くんに向けられた「どこにも行き着かないエスカレーターでも、乗り続ける間はどこかに向かっているような気がするから安心するのだ」という言葉から逃げられず、つらい。何も選ばず何も成さず、故に失敗しない伊藤くんにシンパシーを感じてしまう己に絶望が大きい。
・「ウォーク・イン・クローゼット」綿矢りさ
綿矢りさらしからぬ前向きな読後感。すこし拍子抜け
・「少女地獄」夢野久作
地獄から復讐する少女たち3篇。好青年バス運転手の皮をかぶった男の正体に気付いてしまった女の話が好き。
・「まほろ駅前狂騒曲」三浦しをん
ザワを見に行った時同時進行でにまほろを読んでいたので、映画を見ながら「三浦しをんだな・・・」本を読みながら「ハイローだな・・・」と互いに感じるところがあり楽しかった。小田島有剣実写化したら行天だなみたいなとこありません?何を言っている?